さて2回目の施工日記ですが、今回も階段の話です。
これは廻り階段を下から見上げた写真です。
階段の踏み板を支えるササラ桁とよばれる部材が鉄骨で構成され
蹴込み板とよばれる部材が無い、いわゆる「ストリップ階段」と
いう類いの階段です。
「鉄骨のササラ桁に溶接されたアングルに、踏み板を載せていくだけ〜」
と思いきや・・・
そうは甘くない設計事務所の仕事!!!
廻り階段部分の踏み板はなんと階段親柱に刺さってます!
「柱から階段の踏み板が生えてる〜」って見えませんか!?
まあ、そうは見えませんが、この加工は地道な匠の手作業で
相当手間と時間をかけているんです。
下から見ても、上から見ても釘やビスなんて使っていません。
でも隙間無く、
「ピタッ〜」っとくっついてます。
これも間違いなく「神業」ですね!
我がアーキ・モーダの凄腕大工、「技」の紹介でした。
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