東久留米市のリフォーム現場。
大工工事が完了しました。
思えば解体後のあの状態を目の当りにしたときに、
大工と2人、本当にやりきれるのか・・・!?と頭を抱えた時期が
正直懐かしく思えてきます。
中はすっかり新築の表情となりましたが、階段室の吹き抜け部をつなぐ梁は
築48当時のものを1本残しました。
無垢の松の立派な尺梁です。
当時は床が乗ってましたので、根太の欠き込みなどがありますが
そのまま残しました。
梁の表面は真っ黒く変色していましたが、ペーパーで丁寧に磨き上げ、
新しく塗装をする予定です。
完成すれば、誰が見ても新築だと信じて疑わないでしょう。
しかし、築48年の歴史を継承している建物である事に変わりありません。
生き証人!?として、これからのこの建物を見守ってくれる
「守り梁」になってくれれば・・・
そんな想いを込めて、昨日は粉だらけになりながら磨きました(笑
来週からは内装工事に入ります。
完成までもう一息です!
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