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本日は、あいにくの雨でしたが、

所沢の新築現場の瑕疵担保責任保険法人による基礎配筋検査が

実施されました。





今回の建物は３階建てですが、このすごい鉄筋量！！！

異常です！！！

壊れないように造るのが我々の仕事ですが、こんな基礎は

絶対に壊れないでしょう。

この基礎が壊れるような地震が来たら、きっとその上の建物は

どっかに吹っ飛んでいるでしょうね、きっと（笑


明日はコンクリートの打設です。

寒くなってきたので「呼び強度」を上げて生コンの発注です

昨日、清瀬市の新築現場で「太陽光発電パネル」の設置工事が

行われました。





最近、急激に増えてますね。

私共の新築工事でもこれから連続２棟設置工事が控えてます。


太陽光発電の促進は国策でもあり、助成金も国、県、市からあてがわれ、

急速に普及しているようです。

ただその一方で、国内最大手の太陽光発電パネル工場の縮小など

海外の安いパネルに国内メーカーも押されてきました。

家電のように、単に価格競争あるいはエコポイントなどで

なりふり構わず市場拡大を推奨し、その果てに価格競争に破れた

国内メーカーが、そして日本の産業が衰弱していく・・・

そんな事にならぬよう、「省エネ・地球環境保護」の観点のもと

末永い緩やかな普及加速と国内メーカー保護を願わずにいられません。

さて、今日は所沢の新築現場の防水工事。

2階のバルコニー部分を施工中です。

今では一般的な「FRP防水」

ほぼ一日で完了しますので、なかなか工事の過程を観察するのは

難しいんです。

完成形はグレー色になってますが、それはトップコートのカラー。

実はその下に幾重にも作業を積み重ねています。

写真は、ガラス繊維マットの敷き込み作業の様子。

これがあるからとても強固な防水層が形成されます。

湖に浮かぶ手漕ぎボートなどと同じ防水仕様ですね。

岩や、桟橋に少々強くぶつかってもボートが壊れて沈没・・・なんて

ありませんよね。

話戻ってこの防水工事は、床面だけでなく壁面も30センチほど立ち上げて

施工されます。

最終的には外壁材で隠れてしまいますが、「完全防水」を目指すためには

必要なんですね。

それにしても、このガラス繊維のマットは触ればチクチク、また作業中は

ガラス繊維の粉も飛散しますので、作業員の方も大変なんです。

建築の世界は色々な人達が、危険と向き合い、体を張って仕上げて行く世界。

ホントにご苦労様です！！！

築４８ 年のリフォーム現場。

屋根の下地工事が完了しました。





建物を上から、外部から先行して作業を進めていく流れは新築もリフォームも

同じ工程です。

新築であれば上棟してここまで２日で終了しますが、この現場はここまで約10日

かかりました。

既存の部材の癖を矯正しながらの作業はやはり大変なことです。

新築と全く同じように・・・とはいきませんが、リフォームだからそれなりに・・・

とは簡単に流せないのはアーキ・モーダの職人達。

できる限り精一杯この建物をよみがえらせようと頑張ってます。








新旧が混在した構造体もなかなか趣が感じられますよね。

屋根下地工事が終われば、これから柱の入替や梁の架け替え作業に進みます。

使える柱、使えるけど交換した方がいい柱、交換したいけど変えられない柱など

選別しながら、まだまだ重要かつ重労働な仕事が待ち構えてます。


さあ来週も頑張りましょう！

新築現場で床材を貼っています。

床から排水管や給水・給湯管・電気の線が立ち上がってます。





そう、ここは最終的にシステムキッチンが鎮座する場所です。

もう２度と見ることの無い場所です。

でも・・・見て下さいこの加工を！





配管・配線のギリギリの寸法で床材を丸く穴あけし、綺麗に貼ってます。

どうせ隠れる場所ですから、もっとラフに貼っても全く影響ありません。

構造的にも、耐久性も、見栄えにも影響しない。まして余計に金額を

もらえるわけでもない。

でも大工のプライドなんですね！

ここまでやるのですから、他の仕上がりが悪いわけありません。

大工達は、決して自慢もしません。うっかり気づかず、誰にも評価されず

現場が終わってしまうかもしれない。

アーキ・モーダの大工達のこうしたプライドを、私は一つ一つ

見逃さず、汲み取っていきたい、評価していきたいと思う。