Archi MODA Blog

先日上棟した清瀬市の新築物件です。

構造もほぼ固まりました。

内部の写真です。





施工中ですが、内部は非常に綺麗に整頓されています。

アーキ・モーダの大工さん達は、みんな現場が綺麗なんです。

よく仕事ができる人の机の上は綺麗だと言いますが、

職人の世界でも一緒なんですね！


あっ、私の机の上は結構散らかってますが・・・


構造は、木造の在来工法です。

その昔、よくツーバイフォー工法や、パネル工法と比較されて

「在来工法は耐震性がちょっと・・・」

なんて言われた時代がありましたが、今は全く違います。

外周は構造用合板が貼り巡らされ、建物に加わる外圧を面として

抵抗するその工法は、もはやツーバイフォー工法やパネル工法と同じ

考え方です。





柱や梁が、ツーバイフォー工法やパネル工法よりも極太であることから

かえって、建物の剛性は強いような気がします。


さて、これからこの物件がどんな表情に変わっていくのか楽しみです！

所沢の物件が着工しました。

地盤が弱く、地盤補強からの工事です。

地盤補強工事は、「柱状改良」「表層改良」「鋼管杭」のいずれかが

一般的ですが、今回は鋼管杭工事の中で、「RES-P（レスピー）工法」を

採用しました。

比較的細い鋼管杭を数多く打設し、地盤とパイプの複合作用で地盤を強くする

方法です。

今回の物件は３m〜４mの長さで９０本弱打設する予定です。







工事は朝から始まり夕方４時前には無事完了しました。

よかったです。

それにしても、支持層に達してからの最後の打設時はかなりの音が響いてました。


ご近所の方、ごめんなさい。


来週から、基礎工事の着工です。

天井に石膏ボードが貼られました。






クロスの下地となる石膏ボード貼りは、綺麗な仕上を求める上で非常に重要です。

不陸が無く、隙間が無く、割れが無く・・・

まあ、ここまではこの業界の人は誰でもわかってます。


でもここに注目！





そう、ビスピッチを見て下さい！

寸分狂わず整然と並んでいるのがお解りでしょうか。

ここまでこだわると手間はかかります。

手間をかけてキレイに仕上げても、クロスを貼ってしまえば

これから先、一生誰にも見られる事はありません。

ここまでしなくても、強度も耐久性もクロスの仕上がりも

全く影響ないでしょう。

大工が一番わかってます。

でもやるんですね！

お客様にとっては、家の完成は全て仕上工事が完了した状態ですが、

大工にとって、その家の施工を請け負った仕事の完成は、この石膏ボードが

貼り上がった状態なんですね。

「だからキレイに仕上げるんだ！」

アーキ・モーダの大工さんはそう言います。

このような職人さん達と仕事ができること、誇りに思いますね！


では。

東久留米の現場です。

ご入居されて約１年経ちましたが、この度２階バルコニーのデッキ工事の

ご依頼を受けました。

この大きなメインバルコニーは建築中に施工済み。






今回はキッチンに隣接した約３畳ほどのサービスバルコニー部分。

やっぱり雰囲気変わりますね！






素材は「セランガンバツ」

とっても堅いし非常に暴れん坊！？な木ですが、耐久性は抜群です！

防水層に傷を付けないように、束や根太を施工しなければならない為

非常に神経を使います。

でもいい感じで仕上がりました！

先日、設置した鉄骨階段のササラ桁

その床材との取り合い部の施工に匠の技！






これだけピッタリついていると、まるで床から生えているみたい。

ただ床材をまっすぐ切ってくっつけるだけではないんです。

微妙〜な丸ノコの歯の角度・・・などなど、匠の技が！！！





床材は世界の銘木「ソノクリン」の無垢板。

通称「ローズウッド」です。

まるで重厚感が違います。

やっぱり木の家っていいですよね！